近所の野良ネコに餌を与えるのであれば。。。
皆さま、こんにちは
今回は、回覧板でも回ってくるのですが、近所に野良ネコが増えているようなので、哲学的考察も交えつつ考えていきたいと思います。
なぜこの記事を書こうと思ったかと言いますと、まるまると太った野良ネコが家の駐車場でフンをするようになったからです。
回覧板にも「野良ネコに餌を与えないように」と書いてありましたが、おそらくは誰かが餌付けしているんだと思います。
私の住んでいる地域は過疎地で、お年寄りも多いので、痩せた野良ネコがかわいそうで餌をあげたくなる気持ちも分かりますし、個人的に否定はしません。優しい人なのだと思います。
ただ、自宅にフンをされてしまう現実を考えると、野良ネコに餌を与えたい方は、ご自身のお家でペットとして面倒を見てあげてほしいと感じます。
ここで、一つの教えを思い出しました。
世の中には「徳の過剰によって、かえって不徳が生じる」場合があるという事です。これを逆鉤(げきこう)と言います。また『論語』に出てくる「六言六蔽(りくげんりくへい)」も似た意味となります。
善行を行っても、注意しないとそれがかえって別の問題を引き起こしたり、人の迷惑になる場合があるという事です。今回の猫の件に限らず、世の中でいろいろ思い当たる事があるのではないでしょうか。
自然環境のため、利便性向上のため、人助けのため、いろんな良い動機で人は社会活動を行います。様々な変数が関わってくるので、それらが正しいかどうかは結果でしか分かりません。長い目で見て、人々の発展・幸福につながっていることを願うばかりです。
いずれにしても、まずは目の前の問題を解決するために、今度野良ネコ対策のグッズを見てこようと思います。