仙台市野草園へ行ってきた
夏から秋に近づく季節でちょっと遅い感がありましたが、仙台市にある野草園に行ってきました。近くに放送局があって大きな電波塔が建っているので、目印になってわかりやすいと思います。しかし、園内を歩いてみて感じましたが、大都市の中にあるわりには結構広く、全てを見て回ろうとすれば一日では足りないでしょう。地方の山や田舎まで遠出する余裕がない場合に、近場で気軽に自然に親しめますのでお勧めです。
野草園に行った目的
私が野草園に行きたいと思った理由は、薬草について勉強したかったからです。特に身近で手に入りそうな薬草を詳しく知りたいと思いました。漢方なども薬草ですけれど、日本では購入しない限りほとんど入手できませんし、自分で簡単に栽培できるものでもありません。別に医者を目指しているわけではありませんから、まずはそこらへんに普通に生えている野草から知識を深めていこうと思いました。
虫よけスプレーは必須
園内に入ってから少し歩いただけで気づいたことがあります。それは、虫(特に蚊)が異様に多いことで、近くに池や水たまりがあるために、蚊にとっては理想的な環境になっています。虫に好かれてもうれしくないんですが、そういう体質である以上、虫よけスプレーが絶対に必要です。売店で虫よけ用の商品を置けば、間違いなく人気商品になると思います。
自分の知っている野草の外観と違う!
当たり前のことなんですが、私が訪れた時期は秋ですので、図鑑に載っている春や夏の最盛期に撮られた写真とは見た目が異なっています。ですから、どれが目当ての野草なのか特定しづらいものがたくさんありました。
ちなみに、植物判別用に持ち歩いている書物は『薬草』と『花と葉で見わける野草』です。コンパクトでかさ張らないですし、見やすいのでお勧めだと思います。個人的にはたとえ厚く重くなっても、春夏秋冬別に植物の一通りの成長過程を収めた写真を掲載している本が欲しいです。
例えばクララというマメ科の植物があるんですが、上の写真のような植物は周囲を探しても見当たりませんでした。多分、下の写真にある色が変化したささげ状のものがそうなんだと思います。どくだみ(十薬)とかだったら、家の庭にもたくさん生えていますからすぐ判別できるんですけどね。
来年は春に訪れたい
よって、私のように植物の生態をよく知らない人間は、無難に春や夏に訪れた方が良いと感じました。暖かい時期は、いろんな植物や虫がいますから、半袖じゃなくて長袖長ズボンを着ていくのが良いと思います。特に夏場から秋にかけては蚊も多いので、虫よけスプレーも欠かせません。
来年はぜひ時期を逃さずに行きたいです。
おわり