税金のあり方や効果的運用とは?ベーシックインカムの必要性について
皆さま、こんにちは!
最近、ニュースを見ていて思う事がありましたので、予定を繰り上げてこのお話をしたいと思います。
それは、税金と国際問題についてです。
昨今の日本を見ていると、表面上の議論が多い気がいたします。世界の流れとは別に、日本は独自の道を歩むんでしょうか?
コロナの問題が起きた頃は、今まで皆が経験した事が無かった以上、ある程度の混乱が生じたのは、仕方なかったと思います。
しかし、あれから随分時間も経ちました。
日本も世界も大変な状況下で、いつまで何やってんだろう?というのが私の率直な意見です。
これは政治家がどうこうという話ではなく、私を含めた、日本国民全体の問題だと思います。
大変な今だからこそ、今までの価値観を見直し、世界の潮流の中で、日本のあり方、日本人がどういう道を歩むのか、皆で考える必要があります。
今がその好機のはずです。
1. 本日のテーマの背景
日本の問題と、国際的な問題は切っても切り離せないので、両方について言及します。
日本の問題については、税金に絞ります。ここをまずどうにかしないと、国内は混乱していくはずです。
それだけで済めばまだいい方で、アメリカやヨーロッパなど主要国がコロナなどで弱体化すれば、おそらく、隣国である中国が大人しくしているとは思えません。
また、多大な犠牲を出しているアメリカやヨーロッパが、今までとは異なる姿勢で日本や中国に接してくることも考えられます。普通、不利な側に味方する人は少ないでしょう。
このように、国内の社会基盤が揺らげば、国際的な問題も絡んできます。
コロナの犠牲が少ない日本は、それ自体は幸せな事ですけれど、今後、他国がどこまで日本と歩調を合わせてくれるかは未知数です。
話をまとめますと、まず優先度が高いのは国内問題です。日本の社会基盤がしっかりしている限り、他国に付け入れられる隙は少なくなるからです。
昔、オーストラリアに住んでいた時、友人の中国人の方がおっしゃっておりました。国家が混乱し、弱体化する時に戦争が起きる、と。
2. 税金の問題
それでは、本題に入ります。
最近のニュースを見ていると、多くがお金がらみの問題です。そしてとくに、税金に関わる話題が目に入ります。
なので税金について、そのそも何のためにあるのかを考えてみることは大事だと感じました。
3. 本日のテーマ
そこでテーマを「税金のあり方、使い道は改善できないのか?」として、考察してみたいと思います。
4. 税金のあり方とは?
まず、あり方について考えます。
国民からお金を徴収する目的は何なんでしょうか?
どういう使命、またはビジョンの下で、税金を徴収し、活用するのでしょうか?
多分、この答えは人や立場によって変わるんじゃないかと思うんです。
例えば、「国家の維持・運営に必要」と答える人もいるでしょう。間違ってはいないと思います。
ただ、一般人の感覚からすると「ん?」と疑問を感じませんでしょうか?
ここで問題なのは、国家として、国民として使命やビジョンを共有できていないじゃないか、という事です。
会社で言えば、皆がバラバラの使命やビジョンの下で仕事をしている感じでしょうか。
あくまで例えばですけど、即興で作ってみます。
5. 税金の効果的な運用のためには?
あくまで例えばですよ。
これらを実現するために、税金が必要と説明されれば、納得するかどうかは別にして、用途の方針が示されるので、分かりやすくなりませんか?
これが例えば「観光立国」というキャッチフレーズだけ出されると、観光業に税金を投入するんだろうな、とは想像できますが、それが国全体にどのような影響を与えるのかの、全体ストーリーが見えません。
なので、新しい政府が出来たらまず、どういう方針の基で、どういうストーリーを描いているのかを見せてほしいというのが、私の思いです。
国や政治家がやるべき事は選択と集中ではないと思います。全体を見て、バランスを取ることが重要なはずです。
何かに特化するのは、この際企業家や投資家など、ビジネスに精通した方に任せるのがいいと思います。
6. ベーシックインカムを検討すべき
ただし、ここまでの話は実践するのが難しいので、効果的な運用のため、すぐに検討すべき事について話します。
確か有名な方も話しておりましたが、ベーシックインカムの導入です。
事ここにいたっては、真剣に検討すべきです。懸念は承知しておりますが、国民の心構えさえちゃんとしていれば、うまくいく可能性があります。
経済の側面
経済面で見れば、人口は毎年減り続け、コロナで消費は冷え込んでいます。
そのせいか、実は、先月の終わり頃、家に泥棒が入りました。被害も出ました。
おそらく、コロナ禍で経済的に追い込まれている人の犯行だと思います。
ビジネスの側面
そしてビジネスの面を見ると、今の世の中、商品やサービスで溢れています。
○○の専門家、○○コンシェルジュ、何とかのインフルエンサー、カリスマの○○など、いろんな肩書が生まれて、何を信じたら良いのか分からなくなります。
でも、そうやって自分をブランド化しないと、認識してもらえず、売れるチャンスすらありません。
皆が有名になりたいわけじゃないと思いますが、静かに生きたいと望むのは、今の時代間違っているんでしょうか?
それと、テレワーク含むネットビジネス全般に言えますが、今のビジネスは、一部の勝者がほとんどの富を獲得します。
これを「Winner takes all economy.」と言います。
例えば、グーグル、アマゾン、アップル、楽天などが分かりやすいですね。
なぜ一部の企業や人にお金が集まってしまうのかと言えば、皆リスクを取りたくない、騙されたくないからです。
良く知らない人から買うより、有名なショッピングモールから安く買えるなら、皆そちらから買いますよね?
お金がある所にさらにお金が集まります。
7. 税金が何に使われているか、国民皆で見直す
ベーシックインカムを導入する事で初めて、国民皆が余裕を持って、税金の使い道含め、国全体のあり方を根本的に、そして平和的に見直すことができます。
制度が変わったとしても、少なくとも生活が脅かされることはなくなりますしね。これ重要です。
現状のままですと、何かを解決しようとしても、必ず誰かと利害が対立しますので、結局玉虫色の結論になるんじゃないかな?と感じます。今まで通り。何も変わらず。
それと、国民皆がチェックするというのも大事です。誰が選んだかよく分からない有識者に丸投げするよりは、よほど納得しやすいと思います。
8. 額や分配は公平なのか?
そして、税金が何に使われているのか把握したら、その額や分配は公平なのかを確認します。
補助金や助成金について
まず補助金や助成金については、基本は申請した人に対し、公平に融資する形で良いと思います。
お金を稼げる大手は、補助金に頼らなくても大丈夫なはずです。よくお金を市場に回すためという意見も聞きますが、マイナス面も考慮すると、そうは思いません。
後、お役所の方も丸投げするんじゃなくて、事業者の方と一緒に業務に関わるべきです。当事者として、成功の責任分担をするのが、本来の官民一体だと思います。
それと、コスト削減のために、申請プロセスをとにかくシンプル化しなくてはなりません。
申請条件やら受理条件が複雑で、申請する側も、チェックする側も人件費がかなりかかっていたと思うからです。実際私も関わったことがあるので、よくわかります。
おそらく、不正受給をはじこうという思惑で複雑なんでしょうが、そのためにチェック項目が多くなり、双方の負担となっては元も子もありません。
そうして結局、申請書作成に人手をかけられる、大手ばかりが受け取る事になります。
社会保障について
社会保障については、一部の病気などで本当に困っている人以外は、一律ベーシックインカムでカバーすれば問題ないと思います。
給付に余計な条件を付けず、申請をとにかくシンプルにかつ高速化することで、事務手続きに関する人件費を大幅に減らせるはずです。
後、お金を受け取れる場合があったり、受け取れない場合があったりと、担当者で解釈が変わるのは、不公平で良くないと思います。
東日本大震災では、人によって震災の補償にかなり格差があったと聞いています。
なので、以前行われた一律10万円の給付が、GoToなどよりも公平で良い施策だと感じました。
9. まとめ
以上となります。
私が思う重要な事は、まずは真剣にベーシックインカムについて検討することです。泥棒も生活するお金が最低限あったら、人の家に盗みに入らなかったと思うからです。
それと税金について考える際は、シンプルである事、公平である事、そして担当者が責任を持つことです。
また、世界が混乱している中で、国内の基盤を強固にしておくことが急務です。国内が混乱すれば、隣国がそこに付け込んでくる可能性があります。
ですので、そろそろ国民が声を上げ始めても良いのかな、と感じています。その一人として、この記事を作りました。