ThinkPad24台のご紹介! 「どのモデルも気に入っています」中編

皆さま、こんにちは!

前回に引き続き、私が持っているパソコン24台を、まとめてご紹介したいと思います。

モデル数が多いため、年別に分けてその年の特徴などをまとめてご紹介します。

それでは早速はじめます!

1. ThinkPad: 2011年モデル

まずは2011年モデルからです。

第4回:2011年モデルのThinkPad紹介

自分の原点とも言うべきX220は全部で6台あります。

まずはCore i3搭載モデルからご紹介します。2台の内1台がWindowsOS、そしてもう一台がMacOSのSierraをインストールしています。I3でも用途を限定すれば、まだまだいけます!

X220のi3が2台

次にCore i5搭載モデルが2台、こちらも1台がWindowsOSで、もう一台がMacOSとなりますが、OSはHigh Sierraとなります。

X220のi5が2台

そしてCore i7搭載モデルが2台、同様に1台がWindowsOSで、もう一台がMacOSのHigh Sierraです。

X220のi7が2台

ただ、最近までメインで使用していた、Core i7のWindowsPCが壊れてしまいましたので、こちらのシステムボードを利用して、修理するかどうか考えています。

X220のi7が1台故障中

実用だけでなく、いろいろ遊べるので面白いモデルだと思います。

次にX220のタブレットは1台あります。

X220 Tabletが1台

こちらは指でタッチできるタッチパネルが搭載されています。

ただ、故障なのか仕様なのか分かりませんが、タッチパネルの動作が不安定のため使っていません。モニタ部分を全部取り換えた事もありますが、直りませんでした。問題なければ使いたかったんですけどね。

T520は2台あります。

T520が2台

初期の頃から使っているので、思い出深い機種です。

1台はCPUをクワッドコアにアップグレードしてメインで使用しています。残りの1台はバックアップ用にキープしています。1台で画面を大きく使いたい時に重宝します。ごついです。だから好きです。

こちらのT420sは1台あります。

T420sとT420が1台ずつ

液晶をFullHD化し、薄くて軽くて個人的に好きなのですが、耐久性に若干不安があると感じます。

右側のT420も1台あります。同様に液晶をFullHD化し、大容量バッテリーを付けてモバイルで使用しています。ごつくて、持ち歩く時に安心感があります。重いですけれど。

2011年モデル全体の特徴

2011年モデルの特徴として、最後の7段クラシックキーボードが搭載されている事があげられます。私にとって思い出深い事もありますが、何か不思議な魅力を感じるモデルになっています。

なので、代表的な機種を出来るだけ揃えました。このモデルまでが、安いリサイクル汎用バッテリーを使用可能です。

ノートPC改造マニア最後の砦、その1

それと、ノートPC改造マニア最後の砦、その1になります。

メモリやハードディスクだけでなく、分解すればCPU・液晶パネルを変えられますし、msataにSSDを入れて起動ディスクにしたり、WWANカードを入れて3G通信やGPS機能を追加したりできます。

専用モジュールを組み込んでFullHD化できる機種もありますが、中には、システムボードにモジュールを直接はんだ付けして、FullHD化する猛者もいらっしゃるようです。

また、比較的容易にHackintosh化が可能です。2012年以降のモデルは、SPIプログラマでICに直接書き込みをしなくてはならないので、ハードルが上がります。

自分好みにいろいろカスタマイズできるので、自作PCのノートパソコン版といった感じがします。

後、一部のモデルでUSB3.0が使えます。X220のCore-i7モデルと、T420sのみで搭載されているので、若干プレミア感があるようです。

以上が2011年モデルのざっくりとした紹介でした。

2. ThinkPad: 2012年モデル

次に2012年モデルに移ります。

第4回:2012年モデルの紹介

X230はi5モデルが2台あり、1台をメインPCとして使用し、残りの1台をバックアップ用として取ってあります。

X230が2台

壊れたX220を修理しなければ、このX230がその代わりをすることになります。古いPCですが、バランスが取れていて使いやすいです。

X230のタブレットバージョンも2台あります。

X230 Tabletが2台

同じように1台をメインPCとして使用し、残りの1台はバックアップ用です。X220のタブレットと異なり、こちらはタッチパネルではないゴリラガラスを搭載したアウトドアモデルです。なので指では操作できず、スタイラスペンで入力します。お絵描きができますし、画面も傷がつきにくく綺麗で、結構気に入っています。

そしてT430は1台あります。

T430が1台

モバイル用途で使用しているT420に不具合が生じれば、後継としてT430をFHD化して使う予定ですので、今は使用していません。タイピングしやすく、好きなモデルですけどね。

2012年モデル全体の特徴

2012年モデル全体の特徴として、6列のアイソレーションキーボードとUSB3.0が正式採用されたことが大きいと思います。それ以外は2011年モデルの正当進化版と言った感じです。

ノートPC改造マニア最後の砦、その2

そして、ノートPC改造マニア最後の砦、その2となります。

2011年同様、メモリやハードディスクだけでなく、分解すればCPU・液晶パネルを変えられますし、msataにSSDを入れて起動ディスクにもできます。

機種によって専用モジュールを組み込んでFullHD化できる場合もありますし、システムボードに直接はんだ付けしてFullHD化できる機種もあります。

3. ThinkPad: 2013年モデル

次に、2013年モデルに移ります。

第4回:2013年モデルの紹介

X240は2台保有しています。

X240が2台

低電圧CPUが最初に導入された機種で、標準電圧CPUが搭載されているX230と比べると随分変わりました。デザインが一新されたばかりなので、(一部気になる所があるのは)仕方ないのかなと思います。1台の調子が良くないので、現在修理を考えています。

T440pも2台持っています。

T440pが2台

こちらはメインPCとして一台使用しており、もう一台はバックアップ用兼自作用ノートPCとして改造しています。拡張性も高く、昔ながらの弁当箱ThinkPadという感じで、結構気に入っています。名前の後ろにPがあるシリーズは一代限りのため、継続してほしかったです。

T440pが2台(弁当箱)

T540pは1台保有しています。こちらは3Kのパナソニック製液晶に換装しているので、動画観賞用に使っています。拡張性が高いので、自作用ノートPCとしても面白いと思います。

T540pが1台

2013年モデル共通の特徴

次に、共通の特徴ですが、ご存知の方も多いと思いますが、ここから大幅なデザイン変更が行われました。

キーボードのピッチやストロークの深さが変更、一体型トラックパッドの採用、筐体の薄型化、Xシリーズには低電圧版のCPUが搭載、Tシリーズには消費電力が大きいけれど、高性能な標準電圧版のCPUを搭載した、後ろにpが付くモデルが追加。ただし、この世代限りですけれど。

後、電源コネクタの形状が丸形から四角型に変更されました。15インチのモデルにはテンキーが付くようになったのもこの世代からだと思います。

かなり野心的なデザイン変更のため、私自身使ってみて、一長一短あるなと感じる部分が多かったです。

4. ThinkPad: 2015年モデル

ここで1年空いて、2015年に発売したモデルの説明になります。

第4回: 2015年モデルの紹介

2014年にレノボは主要モデルを出さなかったんですね。

2015年モデルはX250のみで、2台購入しました。

X250が2台

どちらもCore i7仕様です。メインPCの一台として使用しています。もう一台はバックアップ用です。

2台購入した大きな理由は、FullHDのIPS液晶がLGのみの1社供給なので、おみくじの心配がない事と、最後のD-Subポートが搭載された機種だからです。頻繁に外部液晶モニターを変えて使用している私のようなケースですと、D-Subポートが今のところ一番使いやすいと感じます。

ちなみに、仕事で使用していた次のX260では、液晶パネルベンダーが3社供給となります。LG・AUO・Innoluxのどれかが搭載されます。搭載されているパネルによって、コネクタの位置が中央にあるものと、端にあるものがあるので、自分で好みの液晶パネルに入れ替えたい際は、気を付ける必要が出てきます。

なので、X250を2台購入しました。オールラウンドに使え、かなり気に入っています。

低電圧CPUの性能も、前モデルからかなり向上しており、FullHDの動画編集くらいでしたら問題なく処理できる能力を備えています。

2015年モデル共通の特徴

この世代の特徴をまとめますと、タッチパッドが一体型からボタンが独立したタッチパッドに変更された事、それと、後ろにpが付いた標準電圧CPUが搭載されている廉価シリーズが廃止され、15インチのT550でさえ、低電圧CPUが搭載されるようになったのは驚きでした。

ですので、高性能なThinkPadを購入したい場合は、高額なモバイルワークステーションを選ぶ事になります。

後、これが最後のD-Subポート標準搭載モデルなので、大事に使っていきたいと思います。

5. ThinkPad: 2017年モデル

最後に、2017年モデルの説明に入ります。

第4回:2017年モデルの紹介

第5世代のX1 Carbonを1台持っています。

X1 Carbon(2017)が1台

さすがフラグシップモデルだけあって、見た目も触ってみても高級感が伝わってきます。軽くて使いやすく、唯一ビジネスバッグにスマートに収納できるので、メインPCの一つとして重宝しています。

自分のはWQHD解像度の液晶パネルが搭載されており、X250同様パネル供給メーカーがLG1社だけのため、おみくじの心配がないのは良かったです。

自作ノートPCとして、いじれる部分はほとんどないのですが、満足感は高いです。

2017年モデルの特徴

この世代の特徴については、狭額縁フレームの採用でさらにコンパクト化したという事でしょうか?

それと、電源コネクタの形状が、四角からUSB Type-Cになりました。便利なので、今後コネクタの形状は当面このままでいってほしいです。

6. ThinkPad: 過去所有していたモデル

第4回:過去所有していたモデル

後は、今は保有しておりませんが、過去使っていたThinkPadが9台あります。

X220とT520が沢山ありすぎたので、それぞれ2台ずつ売却した以外に、X121e、T430s、X1 Carbon(初代)、あとT440sとなります。

7. 中編まとめ

今回はここまでとします。

私が持っているThinkPadをまとめて紹介しました。

いかがでしたでしょうか?カバーできていない内容は、後日モデル別の記事で書こうと思います。

次回は、複数台使っていると見えてくる特徴、私がどのように使い分けているか、そして今後のThinkPad記事作成方針についてお話できればと思います。

お楽しみに。